私には、小学一年生の息子がいます。
彼はどうやら色覚異常らしい・・・。
アメブロで地味に書いていた主婦ブログのアクセスが急に上がったことがありました。
検索記事は昔に書いた「息子の色覚異常」に関する記事でした。
時期は書いた翌年の5月・6月頃。
学校の検診で色覚異常が発覚して、調べてたどり着いてくださった方がおられたのだと思います。
記事は2017年なので、1年半近くたち。
いろいろ発見や気づきがあったので、少しでも気になる方の参考になればと、記事にすることにしました。
違和感を感じ眼科へ
息子は2,3歳の頃から、テレビを見るときや、人の話を聞くときに顔を傾けて見ることがありました。
クセなのか、見え方の問題なのか気になり、眼科にかかりました。
「斜視もないし、視力もよく見えているので問題はないと思うけど、気になるようなら半年に一度検査しますか?」
近所の眼科で、定期的に来られ小児専門の眼科の先生に診てもらいました。
5歳頃 石原式色覚テストがわかりにくい
5歳くらいの時の検診にて。
毎度のように視力チェックは問題なく。
年齢が低いと意思疎通がとりにくく、できる検査にも限りがあるように感じました。
5歳の検査で始めて石原式の色覚テストをやりました。
見たことありますか?こんなやつです。
(画像はサイトからお借りしました)
息子はわかりにくいパターンがありました。
左上のようなコントラストがはっきりしたやつはなぞれましたが
上段真ん中のようなのを見せられると首をかしげてました。
色覚異常(色盲・色弱)でした
石原式色覚テストで見分けられない色がある。
・・・確かに、彼と色の話をすると、意思疎通ができないときがあると感じていました。
それがつながったような気がします。
初めは表現の個性かな?とも思っていたんですが。
先生いわく
「日常生活は問題ないけど、色弱だと就けない職業があるから‥」とプリントをもらいました。
色覚異常の人が困難な仕事‥鉄道運転士やパイロット・・・
当時、息子は電車が大好きだったので、鉄道運転士はダメなんやぁ・・と悲観した記憶があります。
先生は個性みたいなもんだからとおっしゃっていました。
ただ、肉の生焼けが見分けられないとか、歯ブラシをはっきりとわかりやすい色分けにするとか‥
というアドバイスをいただきました。
さすがに病院から帰ってすぐはちょっとした衝撃感。
色覚異常についていろいろ調べてみました。
色覚異常の人はどんな見え方をするのか?
ネットでカンタンに集めた情報を私なりにかみ砕くと
赤や緑の認識ができないなど、色覚の区別ができないのには何パターンかあるようです。
人の顔を緑に塗ってみたり、紅葉やクリスマスツリーがキレイだと感じなかったり、
黒板の赤文字が見えない、ぷよぷよができない‥などの弊害があるようですね。
色覚異常は男性に多いようです。
男性が色覚異常の場合、遺伝としてはその娘の生んだ男児に遺伝しやすいらしい。
ということは
ナディアちゃんの父にその気があった?
サラリーマンしてましたが、画家志望だったこともある父です。
実際、聞いてみたけど、父どころか、親戚もそんな話は全くなかったそう。
息子との色の会話の一例
小さい頃から、色に関して、かみ合わないことがあり、表現が個性的だなぁとは思っていました。
例えば、具だけを食べた味噌汁の、味噌が沈んだお椀を見て「お母さん、緑」と言ったんですね。
うーーーん、味噌の色はベージュ?黄土色?沈んだお椀の底の味噌は何となく緑っぽくも見えなくもないような。
そんな感じでした。
私も、色に関しては人と違う感覚を持っているのかも?と思うときがあるのですが、それゆえ、表現の差だと思っていました。
実際、黄色→オレンジ→赤→ピンク・・・・と、少しずつずらしていくと、微妙に似た色が隣り合わせになりますよね。
細かい色の違いを見分けることのできるのは女性。だから、リップやコスメ、ファッションのくすみカラーや微妙はカラーの違いを論じることができる。
しかし、男性にはニュアンスカラーというのは把握しにくいようで、原色を好む傾向があるそうです。
なるほど!
幼稚園に知らせておこう
眼科の後すぐに、幼稚園の先生にはそのむねを伝えました。
友達とのトラブルになり得ると思ったのですが、在園中はとくに大きな問題はありませんでした。
次、小学生編に続きます。