制服や仕事、日常生活でよく着るワイシャツ。
特に襟部分に汚れがついてしまうと、見た目も気になりますよね。
洗濯機に入れて洗うだけではきれいになしませんが、ちょっとした工夫でかんたんに落とす方法を紹介します。
我が家は主人がスーツを着ない人なので、息子たちの制服のワイシャツでこの事態を目の当たりにしました。
普通に洗濯機で洗っても落ちない・・・。
成長期とはいえ、頻繁に買い替えるわけにいかないワイシャツの汚れをどうしたら落ちるのかいろいろ試した中で、特に効果があったものを写真つきでご紹介していますので、参考になればうれしいです。
1. 汚れがひどくなる前に予防する
襟の汚れを完全に防ぐことは難しいですが、予防策を講じることで汚れが目立つ前に対処できます。
襟カバーを使用する
襟に汚れをつけたくない場合は、襟カバーを使用するのが一つの手です。
使い捨てのものや洗えるタイプのものがあり、衣服を汚れから守ることができます。
頻繁に襟をチェック
外出前に襟をよくチェックし、汚れがついていないか確認しましょう。
少しの汚れならすぐにふき取っておくことで、大きな汚れになる前に防げます。
2. 汚れがついたら早めに対処する
襟汚れがついてしまった場合、できるだけ早く対処することが大切です。
学校や会社で毎日着用する場合は、置きっぱなしにせず、洗濯するする前に対処することで汚れが落ちにくくなるのを防げます。
酸性漂白剤をスプレーし手もみする
ここでは、我が家で一番効果があると感じる方法をご紹介します。
ワイドハイター(酸性漂白剤)の泡スプレーを直接ふりかけてもみ洗いすることです。
普段、洗剤と一緒に洗濯機に入れる酸性漂白剤ですが、このような泡スプレータイプが売られています。
ワイシャツの汚れた部分を少し濡らしてスプレーします。
泡なのでわかりやすいです。
首周りの襟と袖口の汚れがすごいです。
子供のワイシャツですが、途中で体操服に着替えるため、一日中着ているわけではないのにこの有様です。
水で濡らしたのは、生地を傷めないためです。(効果があるのかどうかは知りませんが、乾いた状態でこすると生地がすれてやぶれそうです)
数秒置いてもOK。
その間に、洗濯機にほかの洗濯物を入れて、洗剤を投入します。
ワイシャツのスプレーした部分をもみこみます。
見ためは何も変わりませんが、そのまま洗濯機に入れてほかの洗濯物と一緒に洗います。
ほら。
真っ黒だった汚れが、結構きれいに落ちれるでしょ?
(撮影へたで、微妙にわかりにくかったらごめんなさい)
そのまま洗濯機に入れて洗濯をしても一ミリもきれいにならず、悩んだ挙句この方法にたどり着きましたが、そこそこきれいになったので、今ではスプレーボトルを買い置きしています。
スプレー部分を取り換えたエコボトル(付け替え)も売っています。
案外すぐになくなってしまうのでまとめ買いでストックするのがおすすめです。
液体洗剤を直接つける
皮脂汚れ以外の時は、この方法も試します。汚れの部分に洗剤を直接つけ、もみこみます。
その後、10分程度置いてから、通常通り洗濯機で洗いましょう。
液体洗剤の中には襟汚れ専用もあります。
クエン酸や重曹を使う
クエン酸や重曹は、汚れを落とすのに非常に効果的です。
重曹を水に溶かして汚れ部分に塗り込み、しばらく置いてから軽くこすって洗うことで、汚れが浮き上がります。
クエン酸も同様に効果がありますが、酸性が強いので使用後はしっかりと水で洗い流しましょう。
洗濯ブラシを使う
洗濯ブラシで汚れを浮かすのも効果的です。
汚れものの下にもう一枚汚れてもいい布を敷き、細かくブラシを動かしながらかけながら汚れを下の布に移すイメージです。
この時、洗剤は台所用の食器洗剤を使います。
食器用洗剤は油汚れに対応しているため、比較的汚れが落ちやすいです。
3. アイロンを使って仕上げ
アイロンを使って襟をきれいに整えることで、清潔感を保つことができます。
アイロンをかける前に襟部分をしっかり乾かし、アイロンをかけるとしわも取れて、よりきれいに仕上がります。
4. 終わりに
襟の汚れをきれいに落とすには、早めの対処が大切です。
その日の汚れはその日うちに対処して洗濯をしないと、日をおくと汚れは落ちにくくなります。
ほんの少しの手間をかけることで、いつでも自信を持って着こなせるワイシャツが手に入りますよ。