冬になると食べたくなる牡蠣。
広島の牡蠣が有名ですが、兵庫県の赤穂市にも牡蠣の産地があるのをご存じですか?
兵庫県室津市 むろつ牡蠣
兵庫県相生市 あいおい牡蠣
兵庫県赤穂市 さこし牡蠣
岡山県日生市 ひなせ牡蠣
実は、これらは全て牡蠣の産地ですが、瀬戸内海の陸続きとなっていて、西播磨から岡山までは栄養豊かな静かな海で育った、ふっくらと大きくて味の濃い牡蠣を食べることが出来ます。
食べに行きたいけど遠いな~、時間が取れないな~という方は瀬戸内産の牡蠣を通販で召し上がって下さい!
赤穂市在住の私がひいき目に見て(笑)坂越牡蠣を主に推薦します。
赤穂の旅館に勤めていたこともあり、旅館の仲居目線・主婦目線としておいしい牡蠣の食べ方もご紹介します!
殻付き牡蠣
一番おいしい食べ方は殻付き。
少し値は張りますが、贈答用としても喜ばれますし、何よりも贅沢な一品!
赤穂市では市のルールで「生食用は提供しない」と決まっているため、私が勤めていた旅館では牡蠣の生食提供はしていませんでした。
通販で生食OKの場合で生食をされる場合は、自己責任でお気をつけて下さいね。
殻付き牡蠣のおすすめレシピ
殻付き牡蠣をゲットしたらこれ!
①5.5Lの大きな圧力鍋に少し水を入れる②牡蠣を入れる
※このとき、斜めにしない。膨らみを下にしてまっすぐ入れる。
火が通ったら殻が開くので、牡蠣の濃厚なエキスを逃がさず殻に残すためです。
③圧力をかけて放置する
めちゃくちゃ簡単です!
何もかけなくてもほんのりと磯の風味がします。
殻に残ったエキスと共に濃厚においしく食べられますが、何かつけるならポン酢をどうぞ。
剥き牡蠣
剥き牡蠣はどんなお料理にも合うのがポイント。
剥き牡蠣のおすすめレシピ
①牡蠣を洗う(片栗粉、大根おろし、小麦粉、塩などで洗うと汚れを吸着してくれます)
②小麦粉・卵・パン粉で衣をつける
③揚げる
私は、赤穂に嫁いできたときに「牡蠣フライがたらふく食べられる」と喜びながら来たのを覚えています(笑)
嫁いで20年、確かに普通に暮らしているのと(若い頃)比べると、飽きるほど食べた気がします。
それくらい、身近ですし、近所のスーパーにも普通に並びます。
スーパーよりも直売所の方が近かったりしますし、嫁いだ当時は義母が知り合いに分けてもらったお裾分けをいただいていました。(やっぱり飽きるほど食べてる 笑)
話が脱線しました。
牡蠣フライは個人的にはケチャップが好きでしたが、赤穂人の旦那はソースマヨや醤油マヨをかけています。
勤めていた旅館では抹茶塩を一緒に出していました。
何気に塩は牡蠣の味が楽しめてとてもおいしいです!
岩塩や昆布茶の元なんかも合うと思います。
①大きな鍋に水を入れてお酒・みりん・砂糖(・気分で醤油)を入れ、鍋肌に味噌を塗る
②下ゆでした大根・下ゆでしたこんにゃく・牡蠣(その他好みのお野菜)を入れて炊く
土手鍋は味加減がよく分からなくてちょっと苦手ですがこってりめに味付けした方が染みこんでおいしいです。
①鍋にオリーブオイルを入れて温める
②白ネギ、タマネギを焦げ目がつくまで炒める
③牡蠣に少し焦げ目をつける
④割り下を入れる(醤油:みりん:酒=1::1:1)+砂糖0.5
⑤豆腐・麩・青ネギ等好みの具を入れる
⑥生卵や温泉卵でいただく
これは、私が勤めていた旅館で提供していた調理法です。
実際にお客様の前で調理していました。香りがたつとなんとも言えない食欲をそそります。
牡蠣のすき焼きは、仕事で覚えてからわりと頻繁に登場するメニューの1つです。
簡単でおいしく、贅沢感も味わえます。
①小鍋にオリーブオイルを温める
②ピーマン・パプリカ・タマネギなど好きな野菜を入れる
③牡蠣・海老・イカなど好きな海産物を入れる
④塩胡椒を多めに加える
私は自作のオリジナルブレンドのスパイスを使っています。ハーブやニンニク・ホワイトペッパーなどを入れているので味に深みが出ます。
市販のアヒージョの素を使うなら、ニンニク、ハーブが入ったコチラをどうぞ。
まとめ
冬になると食べたくなる牡蠣。
実際に冬を待ち遠しく、牡蠣を食べに贅沢ランチに来る人も多いです。おいしく調理された地の料理は最高ですもんね!
牡蠣をおいしく食べられるお店についてもまとめますね^^