猫を飼いたいな~とぼんやり考えたときに浮かんだのは保護猫団体から譲り受けることでした。
ペットショップの動物はずーっとケージの中に入れっぱなしで弱ってるイメージがあるんですよね。(実際にはちゃんと管理されていると思うので、私の偏見ですが)そして、何よりもお値段が高い!
ペットショップで買うには「金額」のハードルがとても高かったのです。
ペットを飼えば、食費、病院など費用がかかることは分かっています。だから、いっそう、ペットを「お迎えする」段階で、お金をかけたくありませんでした。
幸い、血統書やブランドには興味がなかったので、もらわれてほしい猫ちゃんがいるなら、その子達を引き取ろうと思いました。
保護猫団体を調べる
何かのきっかけで知った「保護猫」という言葉。
一番最初に浮かんだキーワードでした。
保護猫って?
分からない人のために少し解説しますね。
最近、猫の増えすぎ問題から、TNRがさかんに行われているようです。
Neuter(ニューター)
Return(リターン)
3つの言葉の略語で、トラップ(捕獲して)⇒ニューター(不妊・去勢手術をすして)⇒リターン(元の場所に戻す)という意味です。
猫には年に2回発情期があり、交尾の後に排卵が起こるメス猫は、ほぼ100%妊娠してしまうそうです。
猫が1度に出産するのは4~6匹。1匹の猫からでも1年間に2回妊娠したとして、12匹に増えてしまいます。
さらに、猫は生後6ヶ月くらいから出産ができてしまうので、2年後には生まれた子猫から12×12=144匹まで増えてしまう計算になります。
これらを防ぐための活動がTNR。手術済みの猫ちゃんには桜耳にカットされて戻されるようです(耳のカットは痛くないらしい)
TNRは、知っていれば私たち庶民が手助けできる活動ですよね。
(TER自体に賛否両論ありますが、ここでは議論しません。)
で。
そんな環境下で野良として増えてしまっている猫ちゃん。
動物愛護活動をされている方(?というのかな)、見捨てられない動物愛の強い方は、野良猫を保護する機会が多いそうです。(正確には、保護してやって欲しいと、連絡を受けるそう)
中には、妊婦猫もいるらしく、出産に立ち会うこともあるそうな。
捨てられた猫、野生の猫などなど、医療の必要な猫ちゃんを多く保護されている保護猫団体さん。
これは、保護猫団体を調べている内に知ったことですが、「私にはここまでできないな~」「でも、そんな保護猫の中から、引き取ることに意味があるんだ」と前向きにとらえています。
保護猫の中には子猫も多いようで、引き取る里親さんがお世話しやすいところまで育てて下さっています。
我が家の猫は5~6ヶ月と、7ヶ月の猫だったので、トイレもしつけ済みで、とてもお世話がしやすいです。
そんな、愛情あふれる団体さんの元から引き取った猫たち。
もしくは、飼い主さんがたまたま拾った野良猫を保護して育てることを保護猫と呼びます。
保護猫団体をリサーチする
「〇〇市 保護猫」で検索するとヒットしますが、私はうわさで聞いたことのあった隣町の保護猫団体を検索していました。隣町の保護猫団体は扱い頭数も多く、ハグーという里親サイトにも登録されていました。
しょっちゅうそのサイトを見ては「この子がいいかな~」と妄想していました 笑
しかし、実際には市内の保護猫団体共催の里親会に参加しました。
たまたま、地域誌で見つけたこと、家から近く家族で出かけやすかったことなどが理由です。
その団体のことは知らなかったので、地域誌ってありがたい宣伝効果ですよね~。
実際に猫を飼ってる人に聞くと・・・
私の周りで、猫を飼っている人に聞くと、「子猫を拾って育てた」という人が多いです。別々に拾って2匹飼っていたり、たまたま子猫を拾って犬と一緒に飼ったり・・・。
なんだかんだ、人それぞれ「運命の出会い」というのがあるみたいですね~。
まとめ
愛猫との出会いはさまざま。
しばらくは生活を共にするパートナーとなるので、しっかりと考えてどこから手に入れるかを考えたいですね。